仁太郎名物の仁太饅頭(にたまん)と栗きんとん
中津川市加子母に山里の雰囲気に合う店構えの和菓子屋「仁太郎」があります。仁太郎の名物は、「にたまん」とよばれるお饅頭と「栗きんとん」、そして「栗おこげ」です。
にたまんは、小ぶりのお饅頭で地元の葬儀や法事では欠かせません。仁太郎ではお団子も作っていますがコチラも葬儀や法事の必需品。
「栗きんとん」
仁太郎の栗きんとんは、栗の収穫時期だけの販売。栗きんとんを炊き上げるときに鍋底にできる「おこげ」を「栗おこげ」として販売しています。バリバリとした食感が美味しいと評判で見た目はシンプルなのに食べるとやみつきになります。
広島の友人のところにお土産で持っていったら広島に行くたびに「仁太郎の栗おこげ買ってきて!」とリクエストされます。岐阜からはるばる持っていくんですよ。結構お高いのにw
仁太郎の木々葉々(きぎようよう)
個人的に仁太郎でおすすめの和菓子を紹介いたします。
まずは、「木々葉々(きぎようよう)」。栗きんとんにメレンゲを加えて焼いた創作和菓子で
甘さ控えめ。コーヒー、紅茶、日本茶なににでも合います。名物の栗きんとんは、秋だけの限定販売ですが「木々葉々」や「山ぼうし」など栗きんとんが中に入った和菓子は秋でなくても味わうことができます。
持つとズッシリした重さがありトトロのお土産みたいに包んであります♪
開封すると柿の葉に包まれていて、ワクワクします。見た目も味も和洋折衷。
柿の葉の緑と木々葉々の大きな栗。和菓子を目でも舌でも堪能できます。
高齢の方にも若い方にも喜ばれる一品だと思います。
1つ食べたときの贅沢な気分といったら!!
仁太郎の菓匠 翁
続いて仁太郎の「菓匠 翁」渋い!!包みが渋い!紐も渋い!!「菓匠 翁」というネーミングセンスも渋い!!おまけに楊枝も渋い!!
紐を取る瞬間がたまりません。竹皮に包む洗練されたセンス!!これぞ和菓子!写真映えすると思いませんか??
竹取の翁をモチーフにした和菓子で、葛粉の生地の中に栗きんとんが入っている逸品。
ひんやりとした葛粉と餡の食感が中に栗きんとんが入っている心が豊かになれる和菓子です。
仁太郎の和菓子を勝手にランキングにしてみました。自分で買うなら外せないのは以下の3つ。どれも
- 「若あゆ」→ゆず風味の求肥がたまらない!!(5月~8月限定品)
- 「やまぼうし」→柚子風味のクリームチーズが入った葛餅(3月~8月限定品)
- 「水まんじゅう」→夏限定
仁太郎でお土産でもらったらうれしいランキング♪
- 木々葉々→和洋折衷ということばピッタリ。見た目も可愛くて好き。
- やまぼうし→クリームチーズ&ゆず好きにはたまらない。(3月1日から発売開始)
- 緑能のトリフ→食べたことがないから食べてみたい(1月~3月までの限定品)
- 菓匠 翁→栗きんとんが中に入っている。包をあけるワクワクが楽しい。
春の和菓子
春季節限定で発売されるのが、2月中旬から発売がはじまるいちご大福。
やわらかっカスタードが入ったいちご大福。
3月に入ると発売される「桜餅」や「やまぼうし」の販売がはじまります。
ママ友がいちご大福とやまぼうし持ってきてくれた~~
夏の和菓子
5月になると求肥が入った「若あゆ」の販売がはじまります。
若あゆ大好き。10個ぐらい食べれそうだなw
同じ頃売り出されるのが「ほうば餅」。
ほうば餅は朴葉の香りがお餅にうつって、美味しいんですよ。
これ食べると、あたたかくなってきたな~って思うよ。
これも機会を逃すと食べ損ねるので注意が必要。笑。夏、お盆の時期には「水まんじゅう」を買い求めます。
最近はゼリーの納涼菓 「夏みかん」、納涼菓 「洋なし」などを買い求めることが増えました。
お客様にお出しすると喜んでいただけるので。
秋の和菓子
秋の和菓子として販売されるのが「栗きんとん」「深山 柿の雫」「栗子餅」
個人的に、大好きなのが「栗子餅」。
初めて食べたとき杵つき餅のあまりの美味しさに感動しました。
栗子餅を一口食べて栗きんとんのそぼろをバウンドして食べるんですね。
餅がもっちりしているので栗きんとんのそぼろが杵つき餅にまとわりついて激うま!パッケージもお弁当みたいで楽しいんだけどお箸が付いてるあたり「分かってらっしゃる~~~~」と叫びたくなりました。
栗の粉は、甘さ控えめで栗本来の味が立っています!日持ちしないので店頭販売だけなんですがこれはおすすめ。
里山(和栗モンブラン)栗のイガのような栗きんとんペーストを表面にまとい中には生クリームと渋皮栗。
1個650円とお値段は高めですが満足度が半端ないかんじ!
冬の和菓子
冬限定のお菓子は、「緑のトリフ」「酒蔵生チョコ」
冬の季節限定の和菓子は、緑のトリフ(1月〜3月)
仁太郎は季節を通して和菓子の魅力を伝えてくれる店です。
店舗名 | 仁太郎 |
所在地 | 〒508-0421 岐阜県中津川市加子母4939-8 |
電話番号 | 0573-79-3501 |
定休日 | 不定休 |
営業時間 | 8:00~18:00 |
WEBサイト | http://www.nitarou.com/index.html |
駐車場 | あり |
備考 |
仁太郎 地図 アクセス
仁太郎加子母本店へは北恵那交通 付知峡線 万賀バス停 徒歩1分(71m)のところにあります。お車でお越しの場合は、国道257線沿いにあります。
下呂店は、下呂駅を降りてすぐのところにあります。
加子母本店 | 〒508-0421 岐阜県中津川市加子母4939-8 |
下呂店 | 〒509-2206 岐阜県下呂市幸田396-12 |
恵那販売所 | 中央自動車道恵那峡SA(上り) |
中津川販売所 | 中津川観光センター・にぎわい特産館 |
仁太郎の びっくり情報
仁太郎の4代店主今井啓示さんが地元の中学生に、自分で考えた創作菓子を売るまでに、パッケージの書体、ネーミング、パッケージの種類などこだわっていることを熱く語っておられたのが印象的でした。
加子母でも創業百余年という歴史があるお店ですが伝統ある和菓子1つ1つに、新しいアイデアをカタチにしていく姿に感動すら覚えました。ちなみにお隣付知町の悦蔵(えつぞう)さんというケーキ屋さんは、仁太郎さんとは兄弟と伺ったことがあります。
悦造の焼きドーナツは仁太郎の店舗でも販売してあるんです。プレーンのほかに、チョコや抹茶もおすすめ。
おだんご美味しいから100個~150個注文するよ!!