中津川市下野の安保製菓舗に立ち寄りました。朴葉餅のノレンがかかっていたからです。
朴の木をご存知でしょうか??岐阜県でも飛騨地方や東濃地方では民家に植えられている葉っぱが大きい木です。
飛騨地方では「朴葉味噌」、「朴葉寿司」、「朴葉餅」に使われ東濃地方では、「朴葉寿司」、「朴葉餅」に使われます。後述しますが「朴葉寿司」と「朴葉餅」の名前は同じですが、まったく別ものなんですよ。
朴の葉には殺菌作用があり、朴葉餅や朴葉寿司に使います。朴の葉が出始めるのは5月6月7月。
8月になると朴葉が枯れ始めるので朴葉餅や朴葉寿司が食べれるのは、5月6月7月だけなんですね。
目次
中津川市下野 安保製菓舗の朴葉餅は最強!
朴葉餅を販売しているお店は、中津川市にも何店かありますが・・中津川市下野の安保製菓舗の朴葉餅が一番美味しいです。(個人的感想)
モチモチ食感が癖になる美味しさ
朴葉に包まれていて・・葉っぱをペロンとはがすんですね。そうするとモッチモチのほうば餅。お口にパクっと・・いれると口いっぱいに広がる幸せ。いや~癖になりますね。1個といわず2個3個と手を伸ばしたくなります。
大きいのにお値段が良心的
モチモチした皮と程よい甘さの餡。朴葉の葉の良い香り♪こんなに大きいのに110円で売ってるんですよね。なんと良心的なんでしょう!
安保製菓店舗の和菓子は大きくて安い
安保製菓舗で売っている和菓子は、全部大きめ。
お饅頭、花見団子、朴葉餅も見た目が大きいのは、食いしん坊にはたまりません。こんなに安くて良いのかしら?と思うレベルです。お店のおばあちゃまは上品で優しい雰囲気。お嫁さんも人当たりが良くて・・安保製菓舗の和菓子を食べると なんとも優しい幸せな気持ちになるのです。
家で作れるほうば餅
昔は、ほうば餅を各家庭で作っていたようですよ。私も嫁いで来たとき、義母に教わりながら作ったことがあります。でも、手作りは熱いのなんのって!美味しいけれど熱いのが嫌で手っ取り早く安保製菓舗のノレンがかかっていたら買い求めるようにしています。(手抜き)
作り方は、柏餅と同じで葉っぱが柏の葉ではなく朴葉になるだけです。白玉粉と米粉と砂糖を熱湯を回し入れ、餡をくるんで蒸して作ります。
ほうば餅なのか?ほおば餅なのか?
朴葉餅の読み方は、「ほうば餅」「ほおば餅」で悩みます。「朴の木」は「ほうのき」と発音しますが、正しい読み方は、「ほおのき」なんですね。
正式には「ほおばもち」が正しいのだと思いますが「ほうばもち」のほうが発音しやすいので、飛騨高山も東濃地方も「朴葉」「ほうば」と書いてるところが多い気がします。
どうでも良いことかもしれませんけど余談でした。
中津川市で朴葉餅を販売しているお店
中津川市内で朴葉餅を販売しているお店は以下の通りでございます。
- 中津川市 下野 安保製菓舗の朴葉餅
- 中津川市加子母 平野屋の朴葉餅
- 中津川市 御菓子処川上屋 の朴葉餅
- 満天星一休の朴葉餅
- 中津川市 すやの朴葉巻
飛騨高山と東濃地方、どちらが美味しい朴葉対決
飛騨高山にも東濃地方にも朴葉餅があります。作り方も味も全く別物なのです。
飛騨高山の朴葉餅は、朴葉にお餅が入っており葉が焦げるまで焼いて葉の香りを楽しみながらお餅を食べます。東濃地方の朴葉餅は、甘くて美味しいオヤツ♪
両横綱の勝負ですが、私は東濃地方の朴葉餅に軍配を上げています。
余談になりますが飛騨高山にも朴葉寿司、中津川加子母にも朴葉寿司があります。飛騨高山の朴葉寿司は、鮭と生姜が入っているだけですが、東濃地方の朴葉寿司は、キャラブキ、椎茸、昆布、シーチキン、サバ缶、紅生姜、マスと色々乗っており美味しいのです。
個人的には朴葉寿司も朴葉餅も飛騨地方より東濃地方のほうが美味しいと思っています。
安保製菓舗両月堂国道店の店舗情報
安保製菓舗両月堂(国道店)の店舗は国道沿いにあります。信号が近く立ち寄りやすい場所です。
駐車場はお店の前で数台停めることができます。
店舗名 | 安保製菓舗両月堂国道店 |
所在地 | 〒508-0202 岐阜県中津川市下野217−18 |
電話番号 | 0573-72-5335 |
駐車場 | 店舗前 |
店内には、3色団子やお饅頭、名物のあんぱん饅頭、カステラ、からすみ(地元の名物)なども販売されています。(値段は2021年3月現在のもの)
安保製菓舗両月堂の本店所在地はコチラ→〒508-0201 岐阜県中津川市田瀬638