豊かな自然に囲まれた茶処 東白川村にある吊り橋 立岩橋【中濃 東白川】

立岩橋
立岩橋

こんにちは!元観光バスガイドの西ちゃん(プロフィールはコチラ)です。

東白川村は、夏になると清流で友釣りを楽しむ人々で賑わいを見せます。友釣りというのは、鮎を釣る技法のことで、土日は鮎の数より釣り人のほうが多いのではないかと思うほどです。

写真は8月の終わりに撮ったもので平日の9時半頃。天気が良いと気温が上がり釣果も出るとあって人が増えるのです。

東白川(西洞口)
東白川(西洞口)

大沢橋から見える五加の吊り橋(立岩橋)

釣り人を横目に、県道62号線を白川口方面へと車を走らせていたら、大沢橋を渡ったところで吊り橋が見えてくるではありませんか!!

西ちゃん

本日は、東白川村大沢にある吊り橋(立岩橋)をご案内します。

大沢橋
大沢橋

県道62号線は、中津川市と白川町を結ぶルートで私は、何回も何十回も通ったことがある道です。

西ちゃん

よく通る道なのに 吊り橋なんて初めて見た!!

茶畑と白川と吊り橋
茶畑と白川と吊り橋

どうしよう・・車を停めて渡るべきか・・一瞬悩みました。茶畑と白川の川面のグラデーション・・そして吊り橋の美しいこと

なぜなら、吊り橋は民家と工場の間にあり、私有地のように見えたので一旦通り過ぎたんですね。

大沢橋付近に車を停めるスペースがある

少し考えて・・吊り橋が気になり大沢橋までUターン。車1台停められるスペースを見つけたので車を停めて散策することにしました。

大沢橋からは歩いて3分ほどの距離です。

西ちゃん

車は、橋の広くなっているところに停めましたよ。

民家と工場の間の道を抜けていく

今まで、何回も通ったことがある道路に吊り橋があるなんて!!全然知らなかったので衝撃的でした。吊り橋に向かうには、小さな階段を降りて狭い通路を抜けていきます。

民家と工場の間に私有地のような小路があるので・・なんだか通るのが申し訳ないかんじ。

住民や工場の社長に睨まれたら・・どうしよう・・と勝手に妄想しながら通りましたが誰ともすれ違いませんでした。

西ちゃん

もし誰かとすれ違ったら笑顔で挨拶すれば大丈夫♪

茶畑と白川と古い吊り橋

茶畑と白川と古い吊り橋。美しい青と緑、アクセントとなる吊り橋に痺れまくる私。

茶畑と白川と吊り橋
茶畑と白川と吊り橋

橋の手前が五加(ごか)と呼ばれる地域で、橋向こうが五加西と呼ばれているようです。

「蜂がいます」の看板

蜂がいます」と書いた木の看板が立っています。

蜂がいますの看板
蜂がいますの看板

田舎は、蜂を飼っているんですよね。飼うって変な言い方かもしれませんね。

長野県や岐阜県の一部では、蜂の子を食べるんですよ。

見た目は、気持ち悪いですが、栄養満点。

西ちゃん

子どもの頃、父親に栄養あるから食え~といわれ泣きながら食べたので蜂の子は、トラウマ。

ツル科の植物(ツル草)が巻き付いている

ツル科の植物(ツル草)が吊り橋に巻き付いています。2010年頃の写真をネットで見つけたら10年以上前は今のようにツル草が巻き付いておらず黒い吊り橋でした。

10年かけて巻き付いたんでしょうかね??ツル草は雑草のようですが黒い吊り橋に緑は映えるものですね。

普通に整備された吊り橋よりも味わいがあります。

吊り橋を渡れるのは2人まで!!

吊り橋を渡れるのは、2人まで」の看板があります。こんな風に書いてあると不安にかられますが吊り橋自体は、安定しているので歩きやすく感じました。

この橋は安全のため一緒に渡るのは2名までの看板
この橋は安全のため一緒に渡るのは2名までの看板

下を流れる川は「白川」青いけど白川。見るからに私好みの良い吊り橋です。

吊り橋を渡りながら景色を堪能します。

吊り橋(入り口)
吊り橋(入り口)

吊り橋を渡り終え、ふりかえるとこんな景色です。

緊張しながら民家と工場の間を抜けてきましたが、こんなにキレイな眺めを今まで知らずにいたなんて!と思い景色を堪能しました。

「マムシがいます」の看板

橋を渡り終えると木の看板に「マムシがいます」と書いてあります。幸い、蜂にもマムシにも遭遇しませんでしたがある意味夏のお化け屋敷より別の意味です涼しくなります。

西ちゃん

石のように見えるのはお地蔵さん

かつて東白川村は苗木藩の領地だったため苗木藩と同様に徹底した廃仏毀釈が行われ17あった寺院は全て廃寺となり仏像も処分された時代がありました。

大きく張り出した岩と川の風景、荒々しい岩と清流の美しさ♪心が洗われるようです。

清流白川の上流側に見えるのが大沢橋。

東白川村は岐阜県で1番小さな村で立岩橋は、Google Mapにも掲載されていないような小さな橋。大沢橋もGoogle Mapに掲載されていない程の穴場。

清流白川の下流側。白川は下流で飛騨地方から流れてくる飛騨川と合流します。

飛騨川は美濃加茂の川合で木曽川と合流するんですね。違う川と川が、途中で合流(結婚)して名前を変えて・・海にむかっていくんですね。壮大な旅みたい・・

すでに夏休みは終わっているようで子どもの姿は見えませんでしたが浮き輪がおいてあり流れが少ないのか水泳場になっていました。

吊り橋の下から、吊り橋を眺めます。青い空が気持ち良い!!

西ちゃん

東白川村では吊り橋をPRしていませんが、真夏に涼みにくるのにもってこいの吊り橋です。

橋、吊り橋が大好きな私ですが2021年渡った橋ランキングのベストテンには入る気がしていますよ。

立岩橋のおすすめポイント
  • 東白川村 五加(ごか)にある吊り橋の名前は立岩橋
  • 地元民にも知られていない穴場
  • 茶畑と吊り橋の組み合わせが最強
茶畑に吊り橋
名称立岩橋
全長幅員全長40メートル、幅1.5メートル
橋の歴史 明治33年に木造の吊り橋が作られる 。現在の橋は昭和36年に作られた鉄製の吊橋

※地図には、大沢橋も立岩橋も掲載されていません。今井製材所を目印にされると良いですよ♪

    ABOUT US
    西ちゃん中津川ブログを運営している元バスガイド。Googleローカルガイド、地元ライター
    岐阜県中津川市在住ブログライターで出身は飛騨高山。元観光バスガイドがパンフレットやガイドブックより詳しく地元の魅力を発信中。 2021年2月「びっくり なかつがわ」を開設。 旅行、自然、田舎、カメラ、食べ歩き、コーヒーを愛する50代。 詳しいプロフィールはコチラ
    Verified by MonsterInsights