中津川の和菓子といえば「栗きんとん」、特に有名なのが「川上屋」。
創業元治元年の老舗「川上屋」には、市内に4つのお店があります。
- 中津川市本町の「川上屋本店」
- 馬籠宿にある「馬籠店」
- 中津川駅前の「駅前店」
- 隣接する茶寮栗乃舎でお茶が味わえる「手賀野店」
今回ご紹介するのは、中央自動車道中津川ICを降りて国道19号線バイパス沿いにあるのが手賀野店です。
目次
川上屋手賀野店の横にある茶寮 栗乃舎で栗を堪能する
川上屋手賀野店は「茶寮 栗乃舎」があり「栗おこわ」や「栗ぜんざい」が堪能できます。
本日より手賀野店 茶寮 栗乃舎にて 栗みぞれが始まりました。丁寧に炊き上げた粒あんに蜜を含ませた栗がのっています。ご来店お待ちしています。 pic.twitter.com/n3aqT6BCnh
— 御菓子所 川上屋 [公式] (@Kawakamiya_Gifu) June 15, 2019
和菓子販売の左側に茶寮栗乃舎があり、混雑するのはお昼の11時半~1時までのお昼時間。
茶寮栗乃舎で「栗おこわ」や「栗ぜんざい」を食べる人で賑わってくるので待ち時間を避けたいなら11時頃がベスト。
お店の前が駐車スペースになっており車を停めることができます。
茶寮 栗乃舎のメニュー
- 栗おこわ(1100円)
- 栗ぜんざい(800円)
- 抹茶とお菓子(700円)
- マロンアイス(800円)
- 春限定 栗おはぎ(600円)
- 夏限定 かき氷 栗みぞれ(800円)
- 秋限定 栗粉もち(500円)
人気が高いのは栗おこわや栗ぜんざい。栗の収穫が始まると駐車場もいっぱいになり混雑します。
もはやアート!川上屋の生菓子
御菓子処川上屋では季節ごとのお菓子の他、生菓子を目でも楽しむことができます。中津川市の和菓子屋さんの中でも川上屋の芸術性は、郡を抜いて優れているのです。
昨日に続いて…
— 御菓子所 川上屋 [公式] (@Kawakamiya_Gifu) March 19, 2020
新しい生菓子を紹介します。
「うぐいす」練りきりに中が栗きんとんを混ぜ込んだ餡が入っています。
一羽一羽、細かく模様を入れ羽を表現し、つぶらな目は黒胡麻をつけております。#川上屋 pic.twitter.com/nWsPFtDbO8
2020年はコロナ感染防止でオンライン開催となりましたが、毎年秋に開催されれう中津川の菓子まつり。
川上屋ブースには季節の栗きんとん、生菓子や工芸菓子が並び職人の技が光る芸術品を目でも楽しむことができます。
菓子職人の技が光る工芸菓子
「細工菓子」「飾り菓子」とも呼ばれる「工芸菓子」。
江戸時代、大奥に献上された「献上菓子」が始まりで、花びらの1つ1つ、葉の1枚1枚を精巧に本物そっくりに作りあげています。川上屋が「亥」の年に作った工芸菓子がコチラ。
本物そっくり!!リアルなイノシシ~~川上屋の専務 原潤一郎さんの作品です。
日本の四季や花鳥風月を 雲平(うんぺい)生地、餡平(あんぺい)を使って表現する観賞用菓子を工芸菓子と呼んでいますが川上屋の工芸菓子は、菓子職人の技の見せ所ですよね。
中津川市駅前の観光案内所 にぎわい特産館では、川上屋のほかに、仁太郎や七福の工芸菓子が展示されていますよ。
川上屋 季節限定の和菓子
オンライン通販で購入できる川上屋の和菓子。季節限定の和菓子は、以下のようなランナップ。
- 「水辺の若鮎」
- 「木曽路の四季」
- 「栗きんとん」
- 「柿の美きんとん」(干し柿を栗きんとんで包んだ菓子)
- 「胞山の月」(栗きんとんをどらやきで包んだ菓子)
通年販売されている和菓子
通年販売されている和菓子の中でも日持ちが長く人気のお土産はコチラになります。
- 「栗納豆」
- 「栗サブレー」
- 「手造り最中」
- 「かやあられ」
- 「かやチョコ」
- 「ブランデー栗納豆」
- 「しば栗」
- 「木曽谷の梅」
- 「嬉しの栗」(見た目のインパクト大)
嬉しの栗・・食べてみたい~~
川上屋(手賀野店)の店舗情報
店舗名 | 川上屋手賀野店 |
所在地 | 岐阜県中津川市手賀野西沼277-1 |
電話番号 | 0573-65-6410 |
定休日 | 定休日ありません(年中無休) |
営業時間 | 店舗営業時間 8:00〜20:00 茶寮栗乃舎 営業時間(10:00〜17:00) ラストオーダー16:55 |
WEBサイト | http://www.kawakamiya.co.jp/ |
駐車場 | 駐車場あり |
支払い |
川上屋へのアクセス 地図
JR中央本線(名古屋~塩尻) からのアクセスは、徒歩30分程。中津川駅前で北恵那交通 恵那線に乗り(手賀野)のバス停で降りれば徒歩5分ほどの距離となります。
川上屋のびっくり情報
長いこと「恵那川上屋」と中津川の「川上屋」は姉妹店だと思っていました。
川上屋のびっくり情報といえば・・中津川拠点の川上屋と恵那市にある恵那川上屋。これらは姉妹店では無いことだね。
調べたところ、恵那川上屋は1964年創業で「ブルボン川上」と呼ばれる洋菓子店。
姉妹店でも兄弟店もありません。
中津川の川上屋は1864年(元治元年)創業の老舗
どちらの店舗も人気で名前も同じ「川上屋」なので混同して間違っている人も多いのですが・・中津川市の川上屋1864年(元治元年創業)は和菓子の老舗。
全然知らんかった~~~びっくりこいた~
甘味処=川上屋(茶寮栗乃舎)、カフェ=恵那川上屋(里の菓茶房)
中津川の川上屋と恵那川上屋コンセプトも経営者も違うんですね。どちらの川上屋でもお茶ができるし、どちらも有名なので間違えがち。
中津川の川上屋でお茶ができるのが【茶寮栗乃舎】。恵那川上屋でお茶ができるのが【里の菓茶房】
中津川川上屋のイメージは「甘味処」「和菓子」「純!和風」。
目玉となるメニューは「栗ぜんざい」や「栗おこわ」。
恵那川上屋のイメージは「カフェ」「和洋折衷」
目玉となるメニューは見た目が盛り蕎麦のような巨大モンブラン「栗一筋」。シュークリームに栗味のクリームが入った「きんとんシュー」など。ドリンクメニューはコーヒー、カフェオレ、カプチーノなど。
どちらのお店も魅力的ですが、違うお店なのでお間違いなく♪