こんにちは!元観光バスガイドの西ちゃん(プロフィールはコチラ)です。
古びた赤い橋、旅足橋(たびそこばし)を訪ねる
新旅足橋は日本一の高低差があるバンジージャンプができる橋。今回訪ねたのは古い旅足橋(たびそこばし)です。画像検索をしたら、旧旅足橋の写真があらわれて古くて趣がある橋だから絶対見たいと思ったんですよね。地図で見たら新旅足橋と旅足橋は目と鼻の先!!
新旅足橋から旅足橋の距離は8キロ程
新旅足橋から旅足橋までの距離は、8キロ程。普通に国道を60キロで走れば10分~15分の距離です。私も地図で見たときは軽く考えていました。チョチョイと走って到着するイメージで向かっていったんですね。
新旅足橋と旅足橋の距離感は、地図で見ると5センチほどだよ。(距離感無しw)
よく見ると地図ではカーブの多い道路だと表示されていたのですが、なぜか私はを直線距離で見ていたため、すぐに到着すると思っていました。
国道418号線の快適でしたから!
国道418号線から、看板が突然無い道へと むかいます。
最初は、道幅も広く民家もあったので余裕で走っていました。
でも・・次第に道が狭くなっていくのです。
道路に枯れ葉や枝が落ちており寂れた感満載です。
しだいに看板が無くなり不安に駆られました。
進んでいる道が旅足橋にたどりつくのか分からないまま車を走らせているのです。
ガードレールが無い山道をひた走る
途中ガードレールが無い道路には、対向車すら来ません。いや・・対向車が来たとしても、たぶん私は下がれないでしょう。下がる自信は、ありません。ハンドル操作を間違えたら落ちていくんですよ。下のほうに・・w
仕方なく?運転すごく下手ですオーラをふりかざしながら走ることにしました。(実際運転下手w)
幸いなことに一台も すれ違うことなく通ることができました。 しかし・・対向車が来ないなら来ないで、道が間違ってるのかもそれないのです。
やばい~この道!合ってるの??人が誰も居なくて怖い~~
こんな狭い道を通るなんて!
途中でナビもネットもつながらなくなり余計に心配になりました。合ってるのか分からない道を突き進むので長い時間に感じられるのです。
ほんとにあった怖い話しを見たために 夜トイレに行けなくなるような感じ。見たいけど怖い。「旅足橋に 行きたいけど怖くなる」
山の中で突然圏外になりカーナビもGoogle Mapも取得しないっていう・・
詰んだ状態で車を走らせると妄想が頭をかけめぐります。ハンドル操作を間違えて崖から落ちてしまったとしても電波もつながらず誰も助けにきてくれないだろう・・落ちたとしても通行人誰も通らないから車が崖の下にあっても発見されないだろう ・・
旅足橋で検索したら、心霊スポットって出てきたこと思い出しちゃった!こわ~い
私は、家族の誰にも旅足橋に行くといわずに出かけてきたことを後悔し反省しました。これからは、どこかに出かけるときは最低限ち 行き先だけ告げていこう・・・
旅足橋出かけたことを、誰にも知らせずき崖から落ちたとしたら洒落にならないので細心の注意を払いながら車を走らせました 。
キングオブ酷道、県道353号線、国道418号線
しばらく走ると、 青い看板が見えてきました。さらに赤い橋が見えてきたので「旅足橋に着いた」と思い車を停めましたよ。
しかし、そこは旅足橋ではありませんでした。 橋の手前でもう一方の道路にはバッテンが付いており通行止めの表示がされています。
後で調べたら そこは、かつての廃道で心霊スポットといわれる二股隧道があるところのようでした。
青い看板は、かつて県道353号線、国道418号線の表示があったところですが県道353号線キレイに消されており国道418の文字表示にはバツが打ってありました。国からも県からも見放された酷道なんですね。
しばらくすると旅足橋が見えてきました!
画像検索で見た橋でした!古い!
アメリカの土木技師デビッド・スタインマン (David B.Steinman) が考案した世界に5つだけの橋。
つり橋の構造は、エンジニアのデビッド・スタインマン (David B.Steinman) が考案したもので、この構造の橋は世界に5つしかありません。現存するのは5橋のうち3橋だけ。
日本では、アーチ橋やローゼ橋、斜張橋の橋が多くありますが、吊り橋の進化系でありながら橋梁のスタンダードではなくなったという貴重な橋なのです。
丸山ダムの下流に丸山ダムと重なる形で新丸山ダムを建設中。国内最大旧の嵩上げ(24.3メートル)になる予定です。現在のダムの機能を維持しつつ工事をしています。
しかし新丸山ダムができると水位が上がるため、この橋も水没する運命なんだそうですよ。
もう2度と行かないと思うけど、心底 痺れました♡新しいものより古いものに惹かれます。錆て朽ち果てそうな橋なのです。
昭和29年4月29日(4月29日昭和天皇の誕生日に合わせたのでしょうか?
横河橋梁製作所(株式会社横河ブリッジ)
千葉県船橋の株式会社横河ブリッジ(1907年創業の横河橋梁製作所)
横河橋梁製作所(横河ブリッジ)が手掛けた橋は、勝鬨橋(1933年=昭和8年)、言問橋(1928年=昭和3年)、紀勢宮川橋(2006年=平成18年)、総武線隅田川橋梁、クウェー川鉄橋(修復)、阪堺電気軌道大和川橋梁、横浜ベイブリッジ(1989年=平成元年)、レインボーブリッジ(1993年=平成5年)、東京湾アクアライン橋梁部(1997年=平成9年)、明石海峡大橋(1998年=平成10年)などです。
有名な橋ばかりだね。
この橋、キレイな橋やな
わおおお~違いのわかる男!詳しい説明してないのに、
旅足橋の美しさを感じられることに感激したよ!
※昭和天皇は1901年(明治34年生まれ既に崩御)
鳥のさえずりしか聞こえない静かな場所です。丸山ダムの下流に建設中の新丸山ダムの工事が終われば水位も上昇し旅足橋もいつか湖底に眠ることになるのでしょうか?
だとしたら、今、見えている景色は貴重なもの。
本日はバンジージャンプの橋ではないほうの旅足橋(たびそこばし) をご紹介いたします。