今年最初の満月(ウルフムーン)天佑稲荷で満月まいり、願いが叶ったのでお礼まいりをしてきた

天佑稲荷の満月まいりに行ってきた
天佑稲荷の満月まいりに行ってきた
こんにちは!元観光バスガイドの西ちゃん(プロフィールはコチラ)です。
西ちゃん

剣道の稽古が終わったら満月まいり行ってくるね!帰り遅くなるよ~

神社仏閣は森や山や自然の中にあるので行くと清々しい気持ちになります。静かで癒され心が整う気がするパワースポットです。

旦那

え?何?満月まいりって!家でビール飲んでダラダラしてたい~

満月におまいりをする天佑稲荷の「満月まいり」

中津川市蛭川の天佑稲荷では、満月まいりの日におまいりをすると願いが叶うといわれています。

昨年満月の前々日にフライングで願掛けをしたところ願いが叶ったのです。二度三度お礼まいりをしたものの満月の日の満月まいりは初めて。

新年最初の満月の日(1月はウルフムーン)予定では曇りでしたが空を見上げたら丸くて大きなお月様!狼が遠吠えする季節の満月。行くしかないでしょう!

きっかけは、バスガイドの後輩

何度かおまいりしている天佑稲荷ですが、満月の日は行ったことがありませんでした。

満月の前々日に、フライングで訪れた天佑稲荷から眺めた恵那峡ワンダーランドの観覧車と夕焼けの写真。バスガイドの後輩がInstagramを見てコメントをくれたのです。

ガイドの後輩

先輩!!満月にお参りするって素適で神秘的ですね。すごく興味あります。満月の日って夜の月が見える頃お参りするんですか?昼間でもいいのですか??

コメントに返事を書きながら、満月の日に出かけたことがないな・・と思い自分の目で確かめてこよう~と思ったのです。きっかけをくれた後輩に感謝♡

今年最初の満月 (ウルフムーン)

天佑稲荷で満月まいりは、毎月満月の日に行われています。

  • 天気が良い(←天気が悪いとお月様が見えない)
  • 満月(←せっかくだから満月まいりの日に)
  • 気力と体力があふれている(←結構大事)

自宅からは遠いので以上の3つが揃っていないと、足が遠のきます。

ただ新年最初の満月・・お礼まいりも願掛けも良いタイミングと思ったのです。

知る人ぞ知るニッチな天佑稲荷の満月まいり

満月の時刻(20:08)には間に合わなかったものの新年最初の満月まいり、大勢の人で賑わっているだろうな!思い駐車場に車を停めました。ガランとした駐車場には私の車一台だけ!

もしかしたら地元の人もあまり行かない?のかも?

西ちゃん

バスガイド時代、天佑稲荷の案内した記憶が無いんだよね~~

知る人ぞ知るニッチな天佑稲荷。満月の夜でしたが薄暗く寒い階段を震えながら上がっていきます。

人感センサーライトが私に反応して点灯しただけでも怖っとなりました。

西ちゃん

ひょ~~なんか怖いなっ

夜9時過ぎで、おまいりをしている人は誰もおらず心細さ100%どころか1000%に。上の写真を明るく加工した写真が下の写真です。

恵那峡ワンダーランドの観覧車
恵那峡ワンダーランドの観覧車

恵那峡のホテルの夜景がキレイだなと眺めていると・・

突然・・

Uターンしてください!

西ちゃん

ひゃ~~っ何??

真っ暗な階段を、女ひとり・・恵那峡大橋は、色々な意味で「名所」。そんな良からぬことを思った瞬間だったのでナビの音にすら肝を冷やします。

天佑稲荷ではなく恵那峡ワンダーランドを目印にしてスマホのナビを設定していたのでUターンしてください!とスマホから声がしたのです。

つづいて天洞岩におまいりをします。天洞岩の裏山に5分ほど上がると天佑稲荷の奥の院があります。何でも見たがりの私ですが・・真っ暗だったので奥の院に行こうとは思えませんでした。

天洞岩の前で「心霊写真が写ったら怖い~」と思いながら撮影したらブレブレ写真になってしまいました。

写真は昼間に撮影したものですが月光菩薩の横に赤い鳥居があります。

奥の院に続く階段
奥の院に続く階段

階段と巨岩を抜けると歩いて5分で奥の院に到着します。奥の院では白狐が出迎えてくれます。

天佑稲荷(奥の院)
天佑稲荷(奥の院)

おそらく夜は、誰も上がっていかないはず。

白狐を祀った奥の院
白狐を祀った奥の院

恐怖モード全開だったせいか奥の院のことすら忘れていました。

天佑山大洞院(天佑稲荷) 恵那三十三観音霊場第三十一番札所

天佑稲荷の正式名は天佑山大洞院。 恵那三十三観音霊場第三十一番札所 です。

下の写真は、1月の満月の前々日に夕方5時過ぎに撮影した1枚です。

5時過ぎなら照明がついており心細さはありません。夜9時過ぎになると本当に暗いのでちょっとビビります。

油揚げをおそなえする

満月まいりは「油揚げをおそなえする」のが習わしです。

満月まいりの日だけ油揚げをおそなえするようで他の日に行っても油揚げはそなえてありません。

油揚げの横には、拝礼の作法が描いてあります。

油揚げの数だけ、人々が願いをこめられているんですね。

満月まいりのおそなえの油揚げ
満月まいりのおそなえの油揚げ

油揚げをそなえてあるのは、初めて見たので軽く興奮しました。

拝礼の作法(おまいりのしかた)

拝礼の作法(おまいりのしかた)は、二礼二拍手一礼です。

拝礼の作法(ただしいおまいりのしかた)
拝礼の作法(ただしいおまいりのしかた)

イラストによると・・

  1. 入り口の鳥居をくぐるとき会釈して境内へ・・(正しい姿勢で神さまの前へ)手水で心身を清める、左手→右手→左手で水を受け口をすすぐ(昔は川や海で汚れた心身をみそぎしたマイ柄杓を持ち歩くのが一般的だったようです)
  2. 鈴を鳴らす(ピンポーンみたい。神さまを呼ぶ、鈴を鳴らすのは邪気を払う意味がある)
  3. お賽銭をおさめる(お願いに応じた金額を入れるw)
  4. 二回拝む(2回深々と90度の角度お辞儀をする)
  5. 二拍手(神さまお願いしますyo念押し)
  6. 祈りを捧げる
  7. 1回礼(深々と礼)
  8. 会釈して退く
西ちゃん

お賽銭は、ポケットに入ってた50円を入れたよ。

お賽銭を入れながらも・・最近防犯カメラに映る賽銭持っていく人に間違えられて捕まったらどうしよう・・と妄想が止まりませんでした。

油揚げは、どこで買う?

私の想像では、満月まいりの日は門前茶屋の老夫婦も頑張って店をひらいていると思っていました。普段は門前茶屋に行くと五平餅を焼いたりおでんを売っています。お店が閉まっているときは「病院に行ってた」とノンビリしたお店なのです。

何時にお店が閉まるか聞いたら3時か3時半といっていたし高齢だから9時過ぎに起きているわけがなかったのです。

昼間の明るい時間におまいりに来た人は門前茶屋のおばあちゃんのところで油揚げを買ったのでしょう。私が行った時間帯はお店も閉まっていたので油揚げを買うことはできなかったのですがよく見たら門前茶屋の前に油揚げが置いてありました。

写真を撮ろうとしたのですが暗すぎたので車のヘッドライトで照らしてみることにしました。薄暗くて何が何かよく分かりません。

門前茶屋
門前茶屋

おまいりしている人が誰もいないので、駐車場は、私一人だったので車を斜めに停めて門前茶屋をスポットライト。

油揚げ30円

文字は、茶屋のおばあちゃんの字だと思われます。箱の中にアゲが入った皿が入れられており

どこかにお金を入れる缶などがあったのかもしれません。30円どこに支払うか謎でした。(今度おばあちゃんに会ったら聞いてみます。

2023年(令和5年)の満月は、いつ?

2023年(令和5年)の満月まいりの日は、天佑稲荷の階段の下に掲示されていますが「満月の日=満月まいりの日」になっています。

1/7(ウルフムーン) 2/6(スノームーン) 3/7(ワームムーン) 4/6(ピンクムーン) 5/6(フラワームーン) 6/4 (ストロベリームーン)7/3 (バックムーン)8/2(スタージョンムーン) 8/31(スーパームーン=スタージョンムーン) 9/29(コーンムーン=中秋の名月)
10/29(ハンターズムーン) 11/27(ビーバームーン) 12/27(コールドムーン)。

初午大祭や恵那の火祭りも行われるようです。

  1. 1/7(ウルフムーン)
  2. 2/6(スノームーンSnow Moon)
  3. 3/7(ワームムーンWorm Moon )
  4. 4/6(ピンクムーンPink Moon)
  5. 5/6(フラワームーンFlower Moon)
  6. 6/4 (ストロベリームーンStrawberry Moon)
  7. 7/3 (バックムーンBuck Moon男鹿月)
  8. 8/2(スタージョンムーンSturgeon Moon)) 8/31(スーパームーン=スタージョンムーン)
  9. 9/29(ハーベストムーンHarvest Moon)、(コーンムーン=中秋の名月)
  10. 10/29(ハンターズムーンHunter’s Moon)
  11. 11/27(ビーバームーンBeaver Moon)
  12. 12/27(コールドムーンCold Moon)

満月になる時刻を調べて出かける

ネットで検索すると満月になる時刻(時間)も調べられます。私が訪れた2023年1月7日の満月になる時刻は、20:08でした。19:00から20:30まで剣道の稽古をしていたので満月の時刻ではありません。こちらは中央自動車道中津川IC付近で撮影した1枚です。

新年最初の満月の日
新年最初の満月の日

8時半に稽古が終わり・・その足で中津川蛭川までは16キロ(車で20分ほど)の距離ですが道を間違えてしまいました。

天佑山大洞院( 恵那三十三観音霊場第三十一番札所)

天洞岩
天佑稲荷周辺見どころ
紅岩
ペグマタイトの謎に迫る
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    西ちゃん中津川ブログを運営している元バスガイド。Googleローカルガイド、地元ライター
    岐阜県中津川市在住ブログライターで出身は飛騨高山。元観光バスガイドがパンフレットやガイドブックより詳しく地元の魅力を発信中。 2021年2月「びっくり なかつがわ」を開設。 旅行、自然、田舎、カメラ、食べ歩き、コーヒーを愛する50代。 詳しいプロフィールはコチラ
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