こんにちは!元観光バスガイドの西ちゃん(プロフィールはコチラ)です。
木曽川の流れを堰き止めてできた恵那峡の一帯は、苗木花崗岩が分布している地域です。木曽川の流れによる浸食作用や長い年月をかけた風化作用によって造形された奇岩怪石を眺める景勝地です。
目次
恵那峡遊覧船の写真スポット、撮影ポイント10選
恵那峡遊覧船に乗船したら撮りたい写真映えスポットや撮影ポイントを10ヶ所ご紹介いたします。
① 船上から眺めるさざなみ公園
船上から眺めるさざなみ公園は、恵那では1番有名な桜の名所。
桜咲くさざなみ公園を横に見ながら船は、ゆっくりすすむ遊覧船。
船上から眺める桜、遊覧船のガラス越しに見るのも良いものですね。人の頭が映らないように手を上のほうにのばして撮影しました。笑。
恵那の桜の名所では恵那峡のさざなみ公園の桜が1番有名。
高速道路の恵那ICに近い恵那槇ヶ根(まきがね)桜百選の園などもありますが、やはりさざなみ公園がおすすめです。
同じ恵那市内でも笠置町の笠置峡の桜、岩村にある吉田川経塚の枝垂れ桜や乗政寺山の大名桜、山岡の馬場桜、釜屋の枝垂れ桜、明智のひよもの枝垂れ桜などがありますが恵那駅や恵那ICを起点にすると遠方です。
桜の季節が終わったら、つつじ。ツツジが終わったら新緑。新緑が過ぎると力強い緑が広がり、秋になると紅葉。紅葉が終わる頃には、渡り鳥の姿が眺められます。
冬を迎える前はバードウォッチングが楽しめるので中望遠レンズや望遠レンズでオシドリ、マガモ、カワアイサなどの野鳥を楽しむのも良いですね。冬の雪景色と1年を通じて楽しめます。
② 船長さんの後ろ姿
船長さんの後ろ姿も撮影しておきたいポイントです。
白い帽子がステキ♪船長さんの背中越しに見える大井ダムの青と船内の白のコントラストを楽しみましょう。
遊覧船に乗ったら、船内の写真を撮ると船旅の良い思い出ができます。
③ 恵那峡ワンダーランドの観覧車と紅岩の眺め
出航してすぐに見えてくるのが恵那峡ワンダーランドの観覧車と紅岩。
さざなみ公園からも恵那峡ワンダーランドの観覧車と紅岩の撮影はできます。
遊覧船から撮影するとさざなみ公園も混みで撮影できるので桜の季節、新緑の季節は、1枚抑えておきたい場所です。
オレンジ色の紅岩は、花崗岩で高さ27メートル 幅19メートルあるんですよ。
船に乗るワクワク感と操縦席からも一望できる景色は一見の価値ありです。遊覧船は出航すると一度向きを変えるため速度はゆっくりめなので撮りやすいです。
遠くからも眺められる紅岩ですが船上からの眺めは格別。紅岩は、近くまで歩いていくこともできるんですよ。近くまで行くとオレンジ色ではなくて岩の苔が密集している写真なども撮影できます。興味のあるかたはコチラの記事をごらんください。
→恵那峡の天然記念物、オレンジ色の巨岩「紅岩」への行き方、天佑稲荷からの道案内
めったに上がっていく人はいませんが、楽しいスポットです。
④ 赤い恵那峡大橋、天気が良ければ中央アルプス
2020年私の好きな橋ランキング(私個人のランキング)で第2位となった恵那峡大橋。
船は、赤い恵那峡大橋(193メートル)にむかってすすみます。
天気が良ければ中央アルプスを眺めることができます。恵那峡大橋と中央アルプスを眺める撮影ポイントは、ここだけ。恵那峡遊覧船に乗ったら撮影したいポイントです。
⑤ 烏帽子の形に見える烏帽子岩
観覧車や紅岩と同じ方角に三角形の岩が烏帽子の形に見えることから烏帽子岩と名付けられた岩です。
三角形の烏帽子岩。
形が烏帽子の形に似ていますが、あまり大きな岩ではありません。
烏帽子岩の森かげに木曽義仲ゆかりの高蔵寺(船からは見えない)
船内では、烏帽子岩の森景にある木曽義仲ゆかりの高蔵寺の説明が始まります。くぼみいわかど河岸に漂着した十一面観音の厨子に木曽義仲の旗紋があり、村人はこの仏像を木曽義仲のご持仏と崇めたというものらしい。
傘岩(船からは見えない)
船からは見えませんが近くには国の天然記念物「傘岩」があります。船のエンジン音が大きいため説明が分からず私は、そのへんの岩を「傘岩」と勘違いして慌てて撮影していました。
こ??れ??木曽川の傘岩??
よく考えたらこの岩は何でもない岩。名前はあるのかもしれませんが、ちょっと目立つ岩。
なんでも無い岩なのに傘岩と思い込んでいたのでアップでも撮りまくってしまいました。
恵那峡の傘岩は船からは見えないんだった。(あとから気づいたw)
ちなみに本物の傘岩は、こんなキノコ型。恵那峡遊覧船乗り場から近い場所にあるので興味があるかたは、訪ねてみてください。傘岩は、傘岩で撮影するとめちゃくちゃインパクトがあります。
⑥恵那峡大橋、遠くに見える中央アルプス
恵那峡大橋の向こうに見える雪がある山が中央アルプス(木曽山脈)です。天気が良ければ御嶽山(3067メートル)も見ることができます。
水面からの高さが56メートルあるといわれている恵那峡大橋。
山好きの橋好きなので、このポイントはオススメ。
⑦ 虚無僧岩と大無僧岩
写真の中央にあるのが虚無僧岩。ニョキッと突き出すようなインパクトある形の岩です。
恵那峡大橋の近くにあるのが大無僧岩(おおむそういわ)。
恵那峡大橋の下は撮影ポイントが左右にあるので、大忙しです。動画で撮影すると迫力が伝わります。
恵那峡大橋周辺の恵那峡ワンダーランド側には、巨大な虚無僧岩(こむそういわ)と大無僧岩(おおむそういわ)が見どころの1つになっています。
ふりむきざまの恵那峡大橋。
恵那峡大橋の反対側の大きな岩は軍艦岩です。
座席が反対側だと写真が上手く撮影できないので説明だけ聞きながら帰りに撮影していくと良いですね♪
⑧ 船上から眺める荒々しい軍艦岩
船から見上げる荒々しい軍艦岩です。虚無僧岩、大無僧岩の、ちょうど反対側にあるのが軍艦岩です。ただ岩が大きすぎるので実際見たときのインパクトが写真から伝わらないのが残念です。
こちらは、6月に恵那峡展望台から撮影した写真。
軍艦岩は、恵那峡展望台や恵那峡大橋の上から撮影すると迫力があります。恵那峡遊覧船から撮影しようとすると全体像が分かりにくいです。
⑨ 獅子岩 将軍岩 金床岩
恵那峡大橋の下に見えてくる岩が折り重なっているような金床岩、尖った岩が将軍岩(写真では見えにくい)頭が突き出した人の顔みたいに見える岩が獅子岩です。
鍛冶屋の作業台(かなどこ)に似ている金床岩(かなどこいわ)
行きは窓がジャマするけど帰りはバッチリ写真を撮ったよ~~グッジョブ私。
ピンク色の花は、ツツジ科のアカヤシオ(赤八汐)の花
荒々しい岩肌にピンクの花が咲いてるのは癒やされますね。
⑩ カエルに見える蛙岩
蛙みたいな蛙(かえる)岩があります。大きさよりもカエルの形そのものに見える岩です。
左側の岩が蛙岩。
⑪ 源斎橋と天を指差すような天指岩
いよいよハイライトが近づいてきました。恵那峡大橋と比べると古いレトロな橋が源斎橋です。
この中に天にむかって指をさしているようにみえる岩が天指岩(てんさしいわ)。昔は、天柱岩と呼んでいたようです。
⑫もろこし岩、観音岩、段々岩、天指岩
もろこし岩、観音岩、段々岩、天指岩と続きます。
源斎橋付近の岩は、もろこし岩、段々岩、空にむかって突き出した岩が天指岩。
⑬ 屏風岩
こちらは、源斎橋の手前にある屏風岩。
屏風岩は、高さ50メートル、幅70メートルあります。
⑭ 名無し岩
⑮ 落ちそうで落ちない、奇跡の岩!品の字岩
落ちそうで落ちない奇跡の岩といわれている品の字岩。恵那峡のハイライトともいえる岩で遊覧船は、ここから方向を変えて元の船乗り場へと戻ります。右側に座っていた人は、左側の景色を楽しみます。
同じ品の字岩を上の源斎公園から撮影した写真です。(6月撮影)
⑯ 青川
品の字岩があるあたりは、木曽川と付知川の合流地点。付知川は青川といわれるほど澄んだ青い色の川なんですよ。品の字岩の写真を撮るのに必死で川の合流地点を見る余裕が無かったのですが、源斎公園から撮影すると、このように合流しているのがわかります。
水飛沫をあげて船はすすみます。
⑰ 水しぶき
⑱ 遊覧船乗り場から眺める4艘の遊覧船
船にも乗ってみたくなるね。
4月1日から11月30日までのあいだは、9:00、10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00の1時間に1回の定期運行。12月1日から3月31日までは、10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00の定期運行です。
12時の遊覧船は満席でしたが、臨時運行が12:15に出るとのこと。お客さんが多いと臨機応変に臨時便が出るようです。平日でしたが晴天で桜が咲いていたので大勢人が集まるものなんですね。
店名 | ローソン、ミニストップのローソンチケット、ファミリーマート、セブンイレブンのイープラスで前売り割引クーポンは、通常の料金の10%割引 |
住所 | 〒509-7201 恵那市大井町2709-104 |
電話番号 | |
定休日 | 【季節により変更有り】 4月1日~11月30日 9:00~16:30 7月1日~8月31日 8:30~17:00 12月1日~3月31日 10:00~15:00 1月15日~3月15日 10:00~15:00(但し変則ダイヤとなります。火曜日休業) 強風・濃霧・増水など安全運行ができないときは欠航 1月15日~3月15日は火曜日休業 冬期休業日有り |
駐車場 | あり 駐車可能台数計70台 一般車:66台 大型バス:4台 |
恵那峡遊覧船の写真スポットを中心に撮影ポイントをガイドいたします。